リフォーム知恵袋『間取りの変更はどこまで可能?』

更新2019.5.8 リフォーム知恵袋代表者コラム


取り変更はどこまで可能?


どこまで間取りを変更できるかは建物の構造によって大きく変わります。

 

 
木造住宅、RC造(鉄筋コンクリート)、鉄骨造を比べると、間取り変更の制限がもっとも多いのは木造住宅です。

 
木造住宅の軸組工法は、屋根や上階を支える柱や通し柱を撤去してしまうと建物の強度に影響します。撤去するなら、それに替わる補強が必要です。

 
同じく木造住宅の2×4工法は壁自体が構造体となっている場合が多く、建物の特性上、間取り変更は難しいでしょう。

 
つまり木造住宅は、間取り変更にそれなりの制限があると考えておくべきです。

 

 

 

 

木造住宅に比べてRC造や鉄骨造の間取り変更が容易なのは、室内の柱や壁で建物の構造を支えることが少ないからです。

 

間取り変更は既存の建物の構造をよく理解した上でご検討ください。