自然素材リフォームについて

更新2021.5.20 代表者コラム自然素材


ぜ自然素材なのか


雑誌などで自然素材がクローズアップされている事を多く見かけるようになりましたが、なぜ今、自然素材なのでしょうか

 

きっかけは、シックハウス症候群の実態やそのメカニズムが少しずつ明らかになってきたこと。

 

シックハウス症候群とは原因不明の頭痛や吐き気、めまいなどといった症状の事。

 

主に住宅で使われている壁や床の建材に使われている接着剤や塗料などの有害な化学物質が原因と言われています。

 

 

これを機に天然素材だけで作った塗料や、無垢の木が見直され、自然素材で作った住宅が注目されるようになりました。

 

日本の住宅業界は、ここ40~50年の間に大きく変わりました。

 

高度経済成長期にあって、合理化・スピード化が行われ、住宅の工業製品化が急速に進んだのです。

 

建材は工場の生産ラインにのせられ、均質化が進み大量生産されるようになりました。

 

 

それによって生まれたのがビニールクロスや合板です。

 

しかし、それらは製造過程でホルムアルデヒドなどの化学物質を大量に使用しています。

 

建材から揮発される有害化学物質はシックハウスの原因になり、発がん性やアトピー・アレルギーをも誘発しています。

 

 

 

そのような背景から国も2003年7月よりシックハウス対策として建築基準法を規制しましたが、シックハウス症候群になる人が減ったという話は聞いた事がありません。

 

 

まさに「法律を守っても健康は守れない」状態です。

 

 

住まいる工房では、まずは内装材から下地材にいたるまで有害化学物質を含んでいない自然素材の提案をしています。

 

 

それは「家族の健康」を最優先にするためです。

 

 

日本の家はもともと自然素材で出来ていました。

 

昔はシックハウス症候群になんてならなかったはず・・・。

 

「普通に作っても健康配慮住宅」になるようこれからも取り組んでいきます。