更新2019.11.1 ペットリフォーム代表者コラム
猫にとって気持ちの良い床であることはもちろん大事ですが、メンテナンスがしやすいことにも配慮が大事です。
私個人の意見としては、無垢のフローリングが猫にも人間にも優しく安全でオススメなのですが、猫は粗相をする動物ですので、一概にそうとも言えないところ・・・。
それぞれの家での事情や猫の特性もありますので、猫と人との折り合いをつけながら環境に合った床材を選びたいものです。
ここでは猫にオススメの床材をいくつかご紹介していきます。
無垢のフローリングの中でも杉やパインなどの針葉樹は柔らかいのが特長。
グリップが効くので猫が滑る心配が少なく毛も舞いにくいです。
無塗装だとシミがすぐに目立ってしまいますので、自然塗料などで塗装仕上げをしましょう。
(塗装仕上げしても粗相などのシミは残りやすくなりますが・・・)
自然塗料なら木の呼吸を妨げませんので、調湿・断熱作用を活かすことができます。
猫にも人にも優しく柔らかな空間の雰囲気にしたい方におすすめです。
クッションフロアは塩化ビニルでできていますので、防水性に優れています。
粗相をした時などに片付けも簡単ですし、傷ついた場合も貼替えがフローリングなどに比べると容易です。
材料費も施工費も安価なので、頻繁に貼替えるというのも一つの方法です。
ただし、無垢フローリングなどに比べると触感が冷たく、冬場に人間がスリッパ等を履かず歩くとヒヤッとしますので注意が必要です。
畳は適度な弾力性がありますので、猫が着地する時の衝撃を少なくすることができます。
また、無垢フローリングと同じく調湿・断熱効果も期待できます。
簡単な汚れは水拭きで対応して、激しい汚れが残って気になるようでしたら表替えで対応することができます。