更新2019.4.20 今月のごあいさつ代表者コラム
代表の川合からお客様へ月に一回メッセージをお届けしています。
主に個人的な話題が多いですが・・・「川合健司」という人間を知っていただきたいと思っています。
ぜひご一読ください。
ついに新元号が発表されましたね!
『令和』というのは全く予想していませんでしたが、良い響きだと思います。
平成もいよいよ今月いっぱい。31年間を振り返りながら新しい時代を迎えていきたいなと思っています。
さて、NHKの朝ドラ「まんぷく」が先月いっぱいで放送を終えました。
「まんぷく」は世界初のインスタント麺を開発した日清食品創業者にまつわるお話しで見応えのある物語でした。
様々な名場面がありましたが、終盤に主人公の母親が自らの提案で「生前葬」を行うというシーンがあり、そこは特に印象に残っています。
以前読んだ本に、余命わずかと知った方が親交のあった人々に感謝の気持ちを伝える「フェアウェル・アンド・サンキューパーティ」というものを開いた話があり(フェアウェルとは「お別れ」という意味です)、お葬式というよりパーティの印象が強かったカジュアルな会でしたので、この生前葬も同じ形式なのかと思っていました。
しかし今回のドラマの中の生前葬は一般的なお葬式のような形式で遺影もあり、さらに置かれた棺の中には白装束をまとった本人が入っているというもの。
参列者の服装も喪服という、かなり斬新でドラマならではといったものでした。
ですが、生前葬主役の白装束の本人が参列者に感謝の気持ちを伝えたり、自身の娘達をはじめとした参列者から想い出を語りながら感謝の言葉を伝える場面を見て、涙が出そうになったのと同時に「自分もこんな式ができるといいな」という気持ちさえ芽生えてきました。
ただ現段階では実際に生前葬をしたという人の話を聞いたことがないですし、現在の自分の年齢を考えても現実的ではないと思っています。
なので、今できることとしては・・・
『普段から周りの方への感謝を忘れない』
『悔いのないよう“今”を精いっぱい生きる』
『“会いたい”“連絡をとりたい”と思った時には早めに実行する』
といったことが大事だと思います。
そして、歳を重ねて「来るべき時」が訪れたら…もう一度考えてみたいと思います。