更新2018.1.9 代表者コラム自然素材
一般的にフローリングというと木目で表面がピカピカの塗装したものをイメージされ、全て本物の木でできていると思っている方も少なくありません。
しかし、実際は薄い合板を接着剤で重ねて作り、表面だけ0.2mmほどの銘木(突き板)で出来ているものがほとんどです。
当社でオススメしているのは、そのような「合板フローリング」ではなく、本物の木だけで作られた『無垢のフローリング』です。
無垢の床材には温もりがあるというのが最大の長所です。
冬場、素足で「合板フローリング」に触れて、心臓が凍りつくような経験をされたことがある人は多いと思います。
合板フローリングは接着剤で固めて表面をウレタン塗装しているので、芯から冷えるのです。
ところが、無垢の床材は、素足で触れても温もりが感じられます。なので、ヒヤッとしません。特に無塗装品や、自然塗装品は、よけいに暖かい感じがします。
無垢フローリングは、最低30年、50年といった長期間使えます。
つまり、親子3代にわたって使えるほど長持ちする素材です。
10年、20年で貼替えが必要になる合板フローリングと違って、お孫さんの代まで貼替える必要がないのです。
合板フローリングは表面に張ってある薄い木やプリントした紙などが剥がれたら、素人では簡単に補修できません。プロに頼むと何万円も取られてしまいます。
ところが、無垢フローリングは、芯まで本物の木で出来ているので、素人でも自分で削ったり塗装したりと補修ができます。
合板フローリングに付いたキズはキズですが、無垢フローリングについたキズは、思い出になると思います。
しかも直そうと思えば、簡単に直せる。それが無垢のいい所です。
木は完全に成長するとCO²(二酸化炭素)を吸収しなくなります。
したがって、成長した木は切って、新しい苗木を植えた方が、地球環境のためには良いのです。
また、合板フローリングは、加工の段階で大量のエネルギーを消費し、また大量のCO²を排出しますが、無垢フローリングの場合は、合板よりもはるかに地球環境に優しい素材なのです。
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