更新2017.4.21 代表者コラム自然素材
シックハウス症候群にならないようにするためには、自然素材を使った住まい作りをするのが一番です。
しかし、自然素材を用いたリフォームは手間がかかりますので、全てを自然素材にしようとするとそれなりに予算がかかります。
リフォームする際は予算がある場合がほとんどですので、予算の範囲内で優先順位を決めて合理的に対策をすることをおすすめします。
健康配慮には室内に露出していて使用量の多い内装仕上げ材から対策をしていくのが最も大切。
順番は・・・
①フローリングや畳などの床材
②壁・天井の仕上材(クロスなど)
③工事に使う、のり、接着剤、塗料
④家具、建具、床下使用薬剤
⑤内装下地(合板、断熱材)
この順番で予算を組んでいって下さい。
なぜ床の対策が一番重要かというと、ホルムアルデヒドなどの有害化学物質は空気より重いので、床に溜まりやすい性質があります。
また、人間は寝ている間は免疫機能が低下し、体が無防備になりますので、健康に影響を受けやすくなります。
まずは、床の対策と同時に寝室、子供部屋などを優先して検討されることをオススメいたします。